先日、FUJIFILM X20 を買いました。
2013年2月に発売された10年前のカメラです。
 

ふだん愛用しているカメラは FUJIFILM X-H1。
 

ライブがある日などは “楽器+カメラ” を持って出かけていたのですが、ここ数ヶ月は新しく録音機材を導入したこともあり、”楽器+カメラ+録音機材” と、沢山の持ち物を背負って出かけていました。
 

でも結局ライブの日は音楽をすることに集中しているので、カメラは隙間時間にパシャパシャするだけ、ということが多くて。それなら大きなカメラを持っていかなくてもいいかも、かといってスマホの写真は自分好みではないので小さいカメラがあればなぁ…という思いもありまして。
 

小さいカメラといえば、PENTAX Q10 + 8mmカメラオールドシネレンズもあり、自分好みな懐かしさを感じる写りは好きだったんですが、なかなかそれだけを持っていく気にはあまりならず。小さいシネレンズも4本集めて、Kern Switar の写りは好きだったし、Yashinon レンズも良かったんだけど、なんか持ち出す回数が少なかった。レンズ交換するのが面倒っちゃ面倒だったり、ファインダーがなかったり、色々と理由はあるんだろうけど、結局思うのは、自分がかっこいいと感じるカメラではなかったということが大きかったような気がします。愛せなかったのかな。何を重視するかは十人十色だと思いますが、自分にとっては眺めていたくなるような、持っていきたくなるようなカメラであることって、とても大事なんだなぁと今回わかりました。
 

何台あっても撮るのは自分1人しかいないし、なるべくシンプルでいたい。カメラだってあまり使われずにいるより、沢山持ち出してくれる人のそばにいた方がいい。X20 を迎えるために Q10 は売却し、次の方の元へと行きました。
 

コンパクトなカメラとして前々から X100F や X100V は気になっていたけど、ここ最近は中古でも価格が異常に高騰していることもあり、今は買う気になりません。でもカメラ欲というのは出てくるもので色々と調べているうちに、この10年前のカメラ X20 の存在を知りました。もう新しくはないカメラだったけどなんだか気になって気になって仕方なくなりました。このカメラもX100シリーズ同様に中古価格が上がっているにも関わらず、売りに出されるとすぐに売れてしまう状況でしたので中々でしたが、紆余曲折ありまして、納得できる価格で手に入れることができました。(きっと自分と同じようにX100シリーズから流れてたどり着いた人、多いんじゃないかな?と思います。)
 

まだ購入して10日間ほどなので散歩に持っていってスナップしているくらいだけど、姿形がとても好みで素敵で、無駄にじーっと眺めたり手に持ってみたりしています笑 豊かな無駄な時間です。
 

今のカメラはもっとリッチな画を撮れるだろうけど、そういうところとはまた違う魅力がこのカメラにはあって、自分はそれが好きだし、その “好き” という自分の気持ちを大切にしていきたいです。
 
 

 




 

先日、8ヶ月ぶりに散髪をしに行った後にパシャリ。
 

 

電車移動でパシャリ。
 

 

 

 

日々の散歩道でパシャリ。
(Prosofton というフィルターを貰ったので、使ってみました。)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、シンプルでいたい、とは思いつつも X20 を手にしてからは、X-PRO シリーズを使ってみたい… という新たな欲が芽生えました。(ヒトってやつは…(!))


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA