神山からアッキー一家が神奈川へ帰省。
滞在最終日、夕方の飛行機で徳島へ帰る前に、ほんの少しだけ会うことができた。
たまプラーザ駅に初めて降り立った。
「親父とお昼ご飯を食べていて、ちょっと遅れるかも、、ごめん!」
とメッセージが来ていたので、駅前の有隣堂にて時間を過ごそうかと思っていたら、
約束の時間ぴったりに来てくれた。
コタくんに会ったのはいつぶりだろう?
普段は山奥に暮らしている彼の目に、この街並みはどう映っていたのかな。
電車が好きなんだって。それなら都会は楽しいかもね。
13時に集合したけど、アッキーたちは14時半の羽田空港行きバスに乗る予定。
ちゃちゃっと駅前のタリーズコーヒーへ入る。
2年ぶりの神奈川帰省って言ってたかな?
徳島と神奈川、遠いけど近い。近いけど遠い。
お父さんと久しぶりの時間、じーんと味わってこれたかな。
アッキーは話を聞くことがうまい。自分は普段聞き役が多く、自分のことを話すことが少ないんだけど、アッキーはいつもこちらのことを訊いてきてくれる。だからアッキーには色々と話してしまう。
そういうところ、優しいなと思う。自分のことを話したがる人って多いと思うから。
こちらの近況を話して、アッキーからはお父さんとの話を聞かせてもらったり。
その間、コタくんは買ってもらったばかりの電車のおもちゃで遊んでる。
大きな声で泣きそうになる時もある。お母さんの胸の中ですやすや眠ったり。
1時間半なんてほんとあっという間。
もうお別れの時間。バス停へ向かう。
なんか久しぶりだったなー、この感覚。
見送る時間。またいつでも会えるさって思うけど。
徳島へ、えいやっ!って旅に出てさ、色んな人たちと出会えて、沢山の経験ができてさ、俺たちよかったよね、アッキー。家族もできたなんてさ、不思議だよね。よかったね!
きっと歳をとるごとにシンプルになっていって、本当に大切な物事だけがそばにあるようになるのかなって思う。
アッキーたちらしい未来に進んで行けますように。
帰りの電車の中で、胸がいっぱいだったよ。
だからなのか、まだ明るいのに寄り道もせずに帰ったよ。