11月11日土曜日、スティールパンコンサートの撮影で千葉県市原市へ行ってきました。
出演は Maicologyチュラパンスティールバンドの2グループ。

Maicology はスティールパン、マリンバ、パーカッションによる打楽器トリオ。
チュラパンスティールバンドは2018年に結成された岐阜県唯一のスティールパン・バンド。

まいちゃん(スティールパン)とたっぺぇ(パーカッション)とは2014,15年あたりに出会って以来の仲だけど、Maicology のライブを生で観るのはこの日が初めてでした。個人的には普段あまり聴くことのなかったマリンバの音がとても新鮮で、素敵な楽器なんだなぁと感じました。宮野下シリュウさん(マリンバ)の力強くも角の丸い柔らかな音とまいたぺ2人の優しく美しい音色が溶け合いコンサートホールを満たし、ここではないどこか別の世界がそこに現れていたようでした。

チュラパンスティールバンドと会うのもこの日が初めて。まいたぺの2人からバンドがどれだけ素晴らしいか、話はよく聞いていたし、SNSを通じて活動は垣間見ていたので会える日が来るのを楽しみにしていました。

はるばる岐阜からやってきたチュラパンのみんな。関東初ライブ。

この日はリハーサルからずっと一緒に過ごさせてもらって、たっぺぇやまいちゃんが言っていたことがすごくわかりました。わかりましたというか、感じました、かな。魅力はたくさんあるけれども、自分が1番感じたところはスティールパンが好きで音楽すること、バンドすることを純粋に楽しんでいること、その喜びの波が伝わってきたところなのかなと思う。そのことを特に感じさせてくれたのは中高生の若い子たち。ホールコンサートってちょっと堅苦しいムードを背負いがちだと思うんですが、リハの隙間時間などに中高生らが無邪気に遊んで笑顔でいる場面や BGM(or 脳内音楽?)にノッて体を揺らしている場面(リズム感(!))とかがすごくいいなぁ… って、そういう何気ないシーンの数々が印象に残っています。音楽にはすべてでると思うんです。だからあの初々しく元気なエネルギーも、きっと。まいちゃんやたっぺぇを中心にアレンジや作曲された数々の楽曲の中にそれが息づいていた。音楽に熟達している2人からきっと練習のコツなども教えてもらっているんだろう。数あるパートのそれぞれの演奏力にも確かなものを感じた。まいちゃんのアレンジしたメロディーや激情のソロも胸に沁みてきて熱くなった。

素敵なバンドには素敵なリーダーがいるもので。写真や動画で見知っていたちゅらちゃんとも初めまして。バタバタの現場につきそんなにゆっくりとお話はできなかったけど、柔らかくもきっと強い意志を携えた方なんだろうなと思いました。「あ、この人がいるからこのバンドがあるんだな」って感じさせてくれるような。最初に話したときの、澄んだまなざしが印象に残っています。

長い1日になるだろうなと思っていたことがまるで嘘のようで、もう、ほんの一瞬で過ぎていってしまった1日でした。

ホールコンサートの撮影をさせていただけたことはとても楽しかったし、みんなに会えて、その音楽を生で体感できて、とても貴重な時間を過ごさせてもらいました。

「また会いにいきたいな」
そう思えるバンドに出会うことができました。

今回、カメラマンとして呼んでくれたたっぺぇやまいちゃんをはじめ、チュラパンのみんなやシリュウさん、コンサートを一緒に作り上げてくださった皆さんに感謝です。

ありがとうございました⚪︎


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