新しい映像を公開しました。
相模川で撮影したギタリスト黒沢陽司くんの13分即興演奏。
 

 

陽司くんは東京・高円寺から九州までアコギ一本抱えながら徒歩旅していたことがあったり、海外の路上(自分が知っている限りではオーストラリア、カナダ、ドイツなど)へバスキング旅しにでかけていったりと、そんな旅のギタリスト。

昔のバンドメイトであり、今は大阪に暮らす彼がライブで東京へ来た際にわが地元相模原を訪れてくれた。最近はエレキギター演奏がほとんどだと思うけど、この時は我が家にある国産の古いチープなガットギターを弾いてくれた。(弦高も高く弾きづらかったと思う…)
 

それからとても久々(記憶にある限り10年ぶり)に2人で音合わせもした。
 

陽司くんと出会った頃に書いた “帰郷” という歌をうたった。心の奥にしまいこんだままもう開けるつもりもなかったけど、今また歌ってみようかなってそんな気持ちになって。音の再会。
 
 

 

ギターを持って音と音を合わす。とても単純で純粋なこと。大切な友とそれができるうれしい時間。


会う前はもっと音をしようと思っていたけど、とても天気が良くて心地よい日で。河原に座ってつもる話をしていたらあっという間に夕暮れどきになってしまった。1番新しくできた “Dreamland” という歌を音合わせの最後に。
 
 

 

20代の日々をともに過ごした友はやっぱり特別。バンドに遊びに。なんでもない時も、沢山。

当時高円寺に住んでいた弘貴も陽司くんもみーくんも、ひとりまたひとりとついにみんな西へ行ってしまった。
 

解散してから14年ほど経つのかな?

またみんなで、今度は西で集まれたらいいね今年は。ってそんな楽しそうな未来の話もした。今再び皆で音を出したらどんな風になるんだろう。徳島で健太とやっている Spring Siesta と対バンも良さそうだね、実現したいねって。
 
 

 

 

いつも1人で歩いているこの地元を、散歩好きの友と散歩できてとても佳い時間だった。
 

都会でもなく、かといって田舎ともいえない最寄り駅のホームで再会した時の陽司くん。
「すごくいい所ですね」って言ってくれた。
 

それはきっと何年経っても忘れない言葉。

なんだかとても嬉しかった。

来てくれてありがとう。
 
 

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