昨年10月頃の徳島高知旅フィルム写真が仕上がってきました。
撮影したカメラはジャンクコーナーで購入し自分でモルト補修をした YASHICA ELECTRO 35CC 。
フィルムは Kodak Colorplus 200 。(よく飛行機を使う友のフィルムが X線でやられていたのを見ていたのでフィルムは徳島についてから地元のカメラ屋さんで購入しました。)

このヤシカカメラで撮影するのは2本目。
1本目はモルト補修後にジャンクカメラが無事に動作するかを期限切れフィルムで試しました。その時の記事はこちら。
無事に問題なく撮影できることが確認できたので、今回は期限切れフィルムではなくちゃんと期限内のフィルムを装填。(友人から期限切れフィルムを数本もらったのでそれを使うことが多かったのです。)
現像は吉祥寺プリズムラボさんにお任せでお願いしました。
今は徳島・神山町に住む長年カメラをしている友がおすすめしてくれたラボさんです。
依頼させていただくのは3度目ですが、毎回丁寧に仕事をしてくださるので安心感があります。
この旅へはライブ出演と映像撮影の大きな2つの目的を持って行ったので、ミュージシャンモードだったり、ビデオカメラを持ち歩いていたり、さらにデジタルカメラも持っていたのでなんやかんやとフィルムカメラを構える暇が少なくなり、フィルムは結局1本36枚を使い切りませんでした。なので残りの数枚は関東で撮影しました。
オートのフィルムカメラや写るんですなどは小学生〜大学生の間によく使っていましたが、この YASHICA のようなレンジファインダーのフィルムカメラをマニュアルで操るのは初めてでした。
とても小さな四角い二重像でピントを合わせるので、構えてからシャッターを押すまでに結構時間がかかってしまっていたような。薄暗いシーンの撮影ではブレが目立ったので、シャッターの押し方にも経験と慣れが必要だと感じました。(同じヤシカを持っている友がブレやすいと言っていたのを聞いてなるほど、と。)
さて、プリズムラボさんから届いたデータを開けて1枚1枚見ていたら、「うわー・・・(!)」と思わず声が漏れてしまうほど自分好みによく撮れている写真もありまして。感動していました。やっぱりフィルムはデジタルより撮影にむずかしい所もあるけど、自分の写したい表現はやはりこちらだなぁと改めて実感しました。
ちなみに今回は現像+A5スキャニング+ネガ送料で1950円。フィルムが1600円くらいだったかな。36枚で3600円くらい。1枚あたり大体100円の計算になります。(もっと安く現像+データ化をしてくれる所もあります。)やはり費用もそれなりにかかるので、写したかった瞬間をちゃんと写せたのかは仕上がりを見るまで気がかりなところではあります。
気がかりではあるのですがやはり届いた写真を見ていく瞬間はとてもワクワクしていて(!)この高まる気持ちはフィルム写真でしか味わえない楽しみのひとつだと感じます。
この旅から5ヶ月ほど経ちますが、思ったよりも早く徳島への再訪が決まりました。
次の阿波トリップでは思い切ってフィルムカメラをメインにしようかなーと考えているところです。
とは言いつつ映像も撮りたくなるシーンもきっとあるだろうしデジタルを置いていくほど潔い決断はできないのですがね。笑
旅ではいつも友たちにお世話になっていて、ありがとうの気持ちがじんわりとにじんできます。
どんな素敵な場所に行ったってひとりじゃあ楽しくありません。自分はそうです。
愛しい友たちに巡り会えてよかったなぁって、そう感じます。
いつもありがとう。






























