先日、というにはもうだいぶ日が経ってしまいましたが…
スティールパンプレイヤーの新崎比奈子さんと「生田パンの会」をしてきました。
 
 

 

日本では数人ほどしかいないであろうスティールパン製作家の1人、IKUTA STEELPAN 製のテナーパンを使っている神奈川県民同士の集いで「生田パンの会」です。

我が家のテナーパン “生太郎” 、比奈子さんのテナーパン “クレムちゃん” とご対面。
同じ親を持つパンに出逢えたのは初めてのこと。
嬉しかったです。笑
 
 

左:クレム 2024 右:生太郎 2018


スティールパン&ギターデュオ “なべとギターと。” や、スティールパンオーケストラ “PAN NOTE MAGIC” など多方面で活躍する新崎比奈子さん。

お会いするのは2度目。昨年夏に横浜のスティールパンフェスタへ行った時に声をかけてきてくれて。instagram で存在は知っていたけど、その時に初めてちょこっとお話しをしました。自分の写真や映像を見てくれていたようで、ありがたい感想をいただいたり。「知らないところでも見てくれている方がいるんだなぁ…」ってなんだかじんわりと嬉しさを感じたのを覚えています。

初夏の陽の差す公園で兄妹パンを弾き比べたり、音合わせたり、写真を撮らせてもらったりと楽しい時間すごさせてもらいました。
 
 

 







ちょうどこの4月頃、以前から興味があった中判フィルムカメラを写真展で出会ったおじさまが貸してくれまして。
 
 

 

Mamiya Universal Press に 100mm のレンズ。
フィルムは Kodak Ektar100 を装填。

初めての中判フィルム撮影もさせていただきました。
 
 

 

 

 

 

露出計測はスマホアプリで。

中判フィルムカメラは初めての体験だったので、まずはちゃんと写っていただけで「おー!(嬉)」でした。

現像は以前にも依頼したことのある Prism Lab. KICHIJOJI さんにて。オーダーシートにあった「フィルム特徴仕上げ」という色調で今回はお願いしてみました。

見れば見るほどに深みと温もりのようなものが感じられて、いいなぁ… また中判フィルム撮ってみたいなぁと想っています。(このフィルムを撮り終えてすぐにカメラは返却の日を迎えたのです。)

フィルム撮影をするとやはりフィルムにしか写せない空気があり、それは自分にとってはとても大切にしたいものだと感じる一方で、デジタルの便利さやスピード感、無限に撮れてしまうことに改めて感心もしました。

選択する自由がある現代はなんて贅沢なんだろう。

それは素晴らしいことかもしれない。けれど自分の中に確固たる指針のようなものがないと自由の迷路をさまようことにもなる… のかも。カメラに限らず何においてもそうですよね。

小学生で手にした写るんですやバカチョンカメラの頃からずっと撮ることは好きだったし、今も撮ることは楽しいことのひとつです。

実家に眠るアルバムをめくっている時のような、心にほのかな陽のさす写真を残していけたらと思っています。

色々確認しつつの初めての中判フィルム撮影でしたが、暑い陽射しのなかお付き合いいただきありがとう、比奈子さん。

すれ違う街のなかでスティールパンがつないでくれるご縁。
今も昔も、有難いなぁ…と感じています。

「生田パンの会」でまた音&フォトセッションしましょう。
 
 

 

 

 

 

 

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