スティールパン&パーカッションユニット “まいたぺ” の写真撮影をさせてもらいました。
4月12日のことだったので、気づけばもうひと月も経っていました。月日が流れるのはあっという間です。

パーカッショニストのたっぺぇとスティールパン奏者のまいちゃんと初めて出会ったのは2015年前後だったかな?自分年表で振りかえると、ひょんなことから徳島でスティールパンに出会い、バンドが動き出して1、2年経った頃だったと思う。

たっぺぇはエバラ健太さんとの演奏で徳島に来ていて、steelband PENDRE のメンバーと一緒に観に行った。そこでリーダーのミトさんが紹介してくれたんだっけな。明るくて、爽やかで、打楽器がとても上手い、熱いハートのたっぺぇ。スティールパンを通じて出会ってきた人たちとはいつもすぐに打ちとけられることが多いけど、たっぺぇともそんな風にすぐ仲良くなったように思う。

steelband PENDRE で活動するうちに WAIWAI STEEL BAND と仲良くなり、ワイワイが徳島に来てライブをしてくれることに。その時のワイワイにはまいたぺの2人もいて。2016年9月、徳島・万代町カナンカフェでライブをした。まいちゃんとも交流が深まりはじめたのはこの頃だったかな。


photo by DAISUKE KOBAYASHI(映像クリエイター・徳島)
photo by DAISUKE KOBAYASHI
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あの頃は色んな出来事がたくさんあって、思い出も数え切れないほどあるんだけど、なぜか今でも鮮明に覚えているのは、そのライブで見たまいちゃんのマレットさばき。ソロだとかの刺激的なシーンでは全然ない瞬間のことだったけど、まいちゃんのストラムするマレットの動きが本当にやわらかくてやわらかくて。まいちゃんのことはその時まだほとんど知らなかったけど、そのマレットの動きがとても印象的で記憶に焼きついている。(激情のソロも弾く飛び抜けたパンマンであることをこの時はまだ知らない…)

それからもバンド間の交流はつづき、神戸スティールパンカーニバルや高松ミュージックブルーフェスなどで一緒にプレイする機会に恵まれた。まいたぺの2人と会ったときに度々話にのぼることがあるけど、2018年のパンカニでの「Let The Music Play」はエキサイティングだったねって。最初の一音を出した瞬間からみんな「!!!」と、音楽の魔法を感じたよねって。ああ、懐かしい。


 

 
 

あれから月日が経ち、2018年、自分は徳島から神奈川へ帰郷した。まいたぺの家とは割と近く、1時間もかからずに会える距離になった。帰ってきたばかりの初夏、ある日、たっぺぇが連絡をくれて、彼の暮らす町田あたりのとても東京とは思えない緑あふれる場所に連れて行ってくれては一緒に散歩をして過ごした。その時の心情を書くととても長くなるので端折るけど、自分にとってはとてもあたたかく優しい出来事だった。生活環境ががらりと変わり心もとない時に、たっぺぇのくれた優しさが嬉しかった。(帰りはまいたぺ車で我が家まで送ってくれた(!))
 
 

 

 

2人との思い出を振り返っていたら随分と長くなってしまいました。まだまだ書ききれなかった瞬間がたくさんあるけど、今回はここら辺で。

相模原と町田。こんなに近いものだけど、徳島へ行っていなかったら、スティールパンをしていなかったら、出会ってなかったかもしれない。そう思うと、出会いというものは不思議だし、スティールパンが繋いでくれたそのご縁をとても有難く感じます。

巡り会えて過ごせる時間を、これからも大切にしていきたい。

今回自分に写真撮影を依頼してくれたまいたぺの2人に、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

風がとても強い一日だったけど、いつもあたたかく迎えてくれるまいたぺと一緒に過ごせて、ほがらかな心の一日でした。

スティールバンドの話もしたし、久々に音楽も(!)一緒にプレイする日が来るとしたら、それはそれは楽しみだー!まいたぺが一緒に活動する岐阜のチュラパンスティールバンドも遠くないうちに観に行きたいなー^^

よい1日をありがとう、まいたぺ。

四月の晴れた青空のように澄みわたる
二人の優しい音楽がどこまでも
響きわたってゆきますように
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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